労災時効救済制度によるが448パーセント増 法改正による請求期限延長が顕著に反映
2023年12月13日
本日、厚生労働省は「令和4年度 石綿による疾病に関する労災保険給付などの請求・決定状況まとめ(確定値)」を発表しました。
発表によれば、労災保険制度における遺族給付の請求権が消滅した方のためにある、石綿健康被害救済法にもとづく「特別遺族給付金」の令和4年度の支給決定件数が170件となりました。それぞれ、前年度比448パーセントの激増となりました。
これは私たちが「石綿健康被害救済法3つの緊急要求」の一つとして法改正を求めてきた本制度の議員立法によるの請求期限延長の法改正、それに関連したホットライン相談の結果が大きく影響したものと考えます。
今後もすき間のない救済・補償の実現に向けて取り組みを進めていきます。