2013年度の活動報告と
2014年度の活動方針

2013年度 活動報告

 2013年度の活動と成果は、次の通りです。

1. アスベスト対策基本法の要求、現行制度の改善

  • 環境省の救済給付でも・労災でも、肺がんについて「石綿ばくろ歴+医学的所見」があれば認定するよう要求しました。
  • 中皮腫の労災事案で、石綿作業歴が不明だとして安易に業務外としていることについて、2013年9月に厚生労働省に申し入れ、逆転認定されたものもあります。
  • 大阪市西成区と堺市の石綿公害を明らかにし、それが報じられたことも受け、環境省のリスク調査への追加を求め、大阪市について実現しました。
  • 学校の理科実験、工事による教職員の中皮腫について、公務災害の逆転認定を勝ち取りました。
  • 全国労働安全センターの厚生労働省交渉で、中皮腫療養中に安易に労災を打ち切らないよう求めました。

2. 会員への情報伝達

  • ホームページの更新、会報の毎月発行を行いました。
  • 編集会議・相談役会議を開き、会報の紙面充実を図りました。

3. 交流と支部活動

  • 支部を中心に交流しました。
  • 2013年7月に南九州支部、2014年4月に北陸支部を結成しました。
  • 石綿労災認定事業場名公表にあわせたホットライン、松尾基金による患者ほりおこしの相談会を展開しました。(山陰、北陸、関東甲信越)
  • 石綿関連肺がん裁判のうち、争点が石綿小体又は石綿繊維であるものはいずれも勝訴し、争点が胸膜肥厚斑であるものは敗訴し、控訴しています。

4. 会議

  • 全国事務局、役員会を開催するとともに、アスベストセンターと合同で、10周年記念委員会を行っています。

2014年度 活動方針

 今年度は、次のような活動を行います。

アスベスト対策基本法の要求、現行制度の改善

  • アスベスト対策基本法の制定をめざします。石綿被害の予防にとりくみます。
  • 石綿関連肺がんの、労災と救済給付の認定基準の改善(労災は、石綿作業10年以上かつ石綿小体又は石綿繊維という要件の追加。救済給付は、石綿ばくろ要件の追加)、救済給付の遺族年金追加、労災給付日額の低額問題解決などにとりくみ、すきまない救済をめざします。
  • 上記を実現するため、省庁交渉や国会対策を行います。また、地元と国会の連携をはかります。

中皮腫の進んだ治療法の研究開発、ケアの充実を実現する

  • 中皮腫については画期的な治療法は未だに進んでいません。また、中皮腫など重篤な石綿疾患に対する緩和ケアの充実が大きな課題です。これらに対する政策的、財政的対応を政府に求めていきます。

会員への情報伝達

  • ホームページと会報を充実させます。
  • 各支部にインターネット担当者を置き、随時行事予定と事後報告を更新します。

交流と支部活動

  • 患者と家族の交流を進めます。定期的に支部活動を行い、会の目的を実行します。
  • 松尾基金により、会の拡大強化をはかり、新しい支部の結成をめざします。

会議

  • 全国事務局を毎月開催し、支部に報告します。
  • 役員会を年2回開催して、運動を発展させます。
  • 10周年委員会により、記念事業を行います。

会員数(5月27日現在)

個人正447人 個人賛助185人 団体賛助11

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