2009年度の活動報告と 2010年度の活動方針

2009年度 活動報告

 2009年度の活動と成果は、次のとおりです。

1 アスベスト対策基本法の制定、補償・給付の改善

  • (奈良支部)2月7日、王寺町地域交流センターで「みんなで考える/これからのアスベスト対策」を行いました。3名の国会議員をはじめ地元の議員、奈良県等の担当者多 数が参加しました。参加者からは「環境省は健康リスク調査をやっていても、責任や因果関係を明らかにしない」との怒りの声があがりました。
  • (岡山支部) 9月10日、石綿健康管理手帳に関して岡山労働局と交渉しました。
  • 10人の参加者で受診医療機関増設などの申し入れを行いました。
  • (広島支部)役割分担をする為に支部内に会計・会場・会報係を設けました。
  • 中央環境審議会石綿健康被害救済小委員会に、被害者代表として石綿対策全国連の古谷事務局長が入り、中村会長が意見陳述しました。石綿肺とびまん性胸膜肥厚の著しい肺機能障害は、救済給付の指定疾病に入りますが、石綿肺の8割を占める合併症などすべての石綿疾病を入れるために運動しています。
  • 労災給付日額が低い問題で、長い労働者期間のあと、短い労災特別加入期間がある場合(低い特別加入日額)、労働者平均賃金に是正する通達を出させました。
  • 泉田さんの労災日額裁判が勝訴確定しました。
  • 地方公務員の石綿公務災害認定を、労災なみに正常化させました。
  • 救済給付の審査請求で、きびしすぎる中皮腫判定を改めさせました。

2 会員への情報の伝達

 ホームページを随時更新しました。会報を毎月発行し、2月に50号記念特集を組みました。

3 交流と支部活動

 支部を中心に交流しました。初めて九州地方の交流会を行いました。日韓交流も継続しました。

 国を被告とする、肺がん労災裁判として、ひょうごの丸本・英、関東の小林3氏の裁判を支援傍聴しました。泉南国家賠償裁判も支援しました。(5月19日判決)

4 会議

 全国事務局を開催し、支部に報告しました。役員会を年2回開催しました。

2010年度 活動方針

 今年度は、次のような活動を行います。

1 アスベスト対策基本法の制定、補償・救済の改善

  • アスベスト対策基本法の制定を目指します。
  • 救済給付の指定疾病の完全な拡大、給付水準の改善をはかります。
  • 石綿肺・じん肺合併症患者の切捨てを許しません。
  • 労災の肺がん裏通達を廃止させ、認定を進めます。
  • 厚生労働省交渉や環境省など審議会の傍聴、国会陳情を行います。
  • がんの治療施設が「労災指定医療機関」となるよう、働きかけます。

2 会員への情報の伝達

  • ホームページと会報を充実させます。
  • 各支部にインターネット担当者を置き、随時行事予定と報告・手記を更新します。

3 交流と支部活動

  • 患者と家族の心のケア、石綿被害者の援助に取り組みます。定期的に支部の活動を行い、患者・家族の交流、医療相談、労災・救済法の相談と支援といった会の目的を、地道に実践します。
  • 九州・沖縄など支部のない地域の患者さんやご家族のフォローをします。

4 会議

  • 全国事務局を開催し、支部に報告します。
  • 役員会を年2回開催して、支部と全国の結びつきを強め、日常的な活動を大事にします。

* 会員数 5月31日現在 *

個人正447人  個人賛助151人  団体賛助15団体

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