<11・6>【治験説明会】天然型マイクロRNA補充療法による悪性胸膜中皮腫を対象とした医師主導治験に係るオンラインセミナー
更新日:2024年10月23日
公開日:2024年10月19日
現在、広島大学病院等で実施している「天然型マイクロRNA補充療法による悪性胸膜中皮腫を対象とした医師主導治験」に関して、馬場誠プロジェクトマネージャーと見前隆洋医師から概要についてご説明いただくオンラインセミナーを開催します。
本治験の実施医療機関
・広島大学病院
・近畿大学病院
・兵庫医科大学病院
胸膜中皮腫の治療を進めておられる患者さんやご家族のみなさまに本治験をご検討いただくきっかけにして頂ければ幸いです(当会が、本治験を含むすべての治験を「推奨」しているわけではありませんので、その点はご留意ください)。
開催にあたって、治験実施者から以下のメッセージを頂戴しています。多くのみなさまのご参加をお待ちしています。
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現在、広島大学病院(呼吸器外科)の岡田守人教授を中心とし、前治療無効の「悪性胸膜中皮腫」患者さんに対する「MIRX002」を用いた医師主導治験(第I相)を国内3施設で実施しております。
「MIRX002」は、広島大学大学院医系科学研究科の田原栄俊教授らによる長年の基礎研究から見出された天然型マイクロRNAの一つである「miR-3140-3p」を有効成分としており、基礎研究からヒトへの投与に至った広島大学発の初めての治験薬です。
今年のノーベル生理学・医学賞がマイクロRNAを発見したお二人の博士に授与されたことをご記憶の方もいらっしゃると思いますが、マイクロRNAは世界の最先端技術の一つであり、本治験は日本で初めてのマイクロRNAを用いた抗がん剤開発試験となります。
今回、オンラインセミナーという機会をいただきましたので、本治験についてご紹介させていただければと考えております。皆様のご参加をお待ちしております。宜しくお願いいたします。
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日時:2024年11月6日(水) 14時30分〜15時
お申し込み:お問い合わせフォームに必要事項をご記入いただき、お問い合わせ内容に「治験セミナー参加希望」とご記入ください。
共催:NPO法人 中皮腫サポートキャラバン隊、中皮腫・アスベスト疾患・患者と家族の会
協力:MIRX002治験調整事務局