<1・10> ニボルマブ(商品名:オプジーボ)の早期承認に関する要望書提出

2018/01/10 水曜日

 

昨年12月22日小野薬品工業株式会社が胸膜中皮腫の治療薬としてニボルマブ(商品名:オプジーボ)の承認申請を厚生労働省に提出いたしました。

本日、中皮腫・アスベスト疾患患者と家族の会は、日本肺癌学会と日本肺がん患者連絡会と連名でオプジーボの1日も早い承認の要望書を提出しました。

切除不能な進行又は転移性の悪性胸膜中皮腫に対するオプジーボ®(ニボルマブ)の早期承認の要望

中皮腫・アスベスト疾患・患者と家族の会は、アスベスト疾患患者への医療・看護・介護の充実、公正で格差・隙間のない補償・救済の支援、アスベスト被害防止対策の確立をめざして2004年に設立された、中皮腫や肺がんを含むアスベスト被害者団体で、全国に22支部、約900名の会員を有しています。

「中皮腫」はアスベストが原因の希少がんで、非常に予後の悪い病気です。しかし、標準治療は今から10年以上前の2007年1月に承認されたペメトレキセド(商品名:アリムタ)とシスプラチンの併用療法のみの状況が続いています。

この10年間、中皮腫患者はこの標準治療により一定の恩恵を受けてきましたが、次の治療選択肢のないまま亡くなっていきました。本当に無念です。2016年には年間約1550人の中皮腫患者が亡くなっており、1995年からの約20年で約2万人の中皮腫患者が亡くなりました。政府も2030年頃まで患者は増加すると推計しています。

そうした状況下で、小野薬品工業株式会社がオプジーボの承認申請をしたことは、中皮腫患者にとって生きることへの大きな希望となりました。

このような中皮腫患者のおかれた状況を考慮して、一日も早く有効な治療であるオプジーボの早期承認していただきたいと願っています。

 

Copyright © 2004-2018 JAMARDVF. All rights reserved.