堺市長竹山修身氏は「アスベスト対策条例」を早急に

2017/09/20 水曜日

 

24日に行われた堺市長選挙では現職の竹山修身氏が3選されました。
投票日の前に、永藤英樹氏と共に両候補に対して「アスベスト対策」に関する質問書を送っていました。
両候補から回答をいただき、家族の会ホームページで公開しておりました。
竹山市長は「守るべきは市民の健康である」と一貫して公言しています。その言葉どおりに、市民の命を守って頂きたいと切に願います。そのためには、過去の石綿被曝により背負った被災者のリスク対処、現在の検診体制、将来に向けての被害予防が重要です。
将来にむけての対策としては、現在行われている解体工事や、建物管理などに対してしっかりとした規制を作る必要があります。
現状の大阪府条例では、日常的な解体工事などに対応できません。
竹山氏は「堺のことは堺で決める」と公約しています。
早急なる条例制定が、現在と将来の市民の健康を守ることになります。
大きな一歩を踏み出していただけるよう、私たちで見守り、協力し、時には苦言を呈してゆきたいと思います。


堺市長選挙にかかるマニフェストについての質問 (9月20日時点)

現在、大阪府堺市では堺市長選挙が行われています。

そこで「堺対策チーム」は市長選立候補者(現職の竹山修身氏、新人の永藤秀樹氏)に対して以下の質問をしています。

両候補から回答いただきましたので公開いたします。

2017年9月14日

堺市長選挙立候補者 殿

 〒1360071東京都江東区亀戸7-10-1 Zビル5

 中皮腫・アスベスト疾患・患者と家族の会 堺対策チーム

担当者:古川 和子 電話番号:0120-117-554

FAX072249-7161(堺対策チーム専用)

                 mail:furukawa@rhythm.ocn.ne.jp

堺市長選挙にかかるマニフェストについての質問

 貴職におかれましては、市民のために多大なご尽力を頂きますこと感謝申し上げます。

 堺市のアスベスト問題は、北部地域整備事務所アスベスト飛散事故や元麻袋再生業者とその周辺の被害者対策など多くの問題を抱えております。また日々の生活の中でも解体工事を見かけると不安になる事態も頻発しております。

ご承知のようにアスベスト問題は過去のばく露のみならず、現在進行している解体工事などにも、厳重なる監視体制と指導が必要であります。その意味でも「堺市アスベスト対策推進本部」が設置されたことは大きな意味があると考えておりました。

しかしこのたびの堺市長選挙において、貴候補のマニフェストにはアスベスト対策についての項目がありません。

平成29年5月25日に設置された「堺市アスベスト対策推進本部」の規程、第3条によると「本部は、本部長、副本部長及び本部員で組織する。本部長は市長を、副本部長は副市長を、本部員は教育長及び上下水道局長並びに別表第1に掲げる職にある者をもって充てる。(職務)」となっています。

そこで以下の質問をいたします。

1.    市長に当選した場合、今後どのようなアスベスト対策を実施されるお考えなのか具体的にお答えください。

2.    アスベスト対策について条例制定を任期中にされるおつもりなのか。また、そうである場合、どのような条例を制定されるのかお聞かせください。あるいはそれが必要ないというのであれば、その理由についてもご回答ください。

ご多忙のなか恐縮ですが、9月18日までにご回答をお願いいたします。ご回答は、メール、FAX、どちらでも結構です。

なお、本質問は、永藤秀樹候補にもお送りしており、ご回答とともに当会のホームページ上で公開とさせていただきます。

以上

 

回答書 (到着順に記載)

竹山おさみ候補 回答

1.

アスベスト対策については、「守るべきは市民の健康である」という方針のもと、今年4月から危機管理室に専任職員を配置し、各局間の連携強化を図りながら、市有建築物におけるアスベス

ト含有建材の使用状況の調査、分析やアスベスト対策に関するマニュアル、手順書の整備、改訂などを進めています。

また今年5月には、アスベスト対策を庁内横断的に検討し、総合的かつ効果的に推進していくため、市長を本部長とする「堺市アスベスト対策推進本部」を設置しました。この本部のもと、建築物の解体等におけるアスベストの飛散防止、アスベスト対策における市民の健康、アスベストに係る知識の普及・啓発の個別のテーマについて、関係課長からなる部会を設置し、具体的な検討を進め、アスベスト対策を推進していきます。

あわせて、この推進本部において、アスベスト対策に係る市独自制度の実施についても、検討を進めていきます。

2.

アスベスト対策の条例制定については、今年5月に設置した、「堺市アスベスト対策推進本部」において、アスベスト対策に係る市独自制度の検討を進めています。

その中で、アスベスト飛散防止に向けた効果的な制度に関する検討を進め、市独自制度の実施について、条例の制定も含め精査していきます。

 

永藤英樹候補 回答

1.

 堺市はアスベストに対する認識が非常に甘く、ご指摘のように、堺市北部地域整備事務所の解体工事にあたって、大気汚染防止法によって課せられている発注者側の責務を怠り、茶石綿が規定値の約250倍も含まれている煙突を何ら対策を講じることなく解体し、隣接する保育園の園児らが吸引したおそれもある大事件を引き起こしています。この事件については、「堺市北部地域整備事務所アスベスト飛散の検証に関する懇話会」が4回開催されて事件の究明等にあたっていますが、市長みずからこの懇話会にて発言した様子がありません。トップマネジメントの欠如は明らかであり、アスベスト対策推進本部の本部長でもある堺市長がこのような姿勢では、多くのアスベスト被害に苦しまれている方々を十分支援できているとは思えません。

 私は、大阪維新の会の、サポートが本当に必要な方には徹底してサポートしていくという理念に全面的に賛同しています。行政は、アスベスト被害に苦しんでおられる方が市民生活をおくる上で困難を感じることを全力で減らしていくべきだと考えており、行政の専門家を交えて具体策を早急に検討する考えです。

2.

 大気汚染防止法の改正を受けて、大阪府生活環境の保全に関する条例がすでに制定されていますが、堺市において重大事件が発生していることに鑑み、新たな条例の必要性についても早急に検討してまいります。

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