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日本経済新聞2004年2月8日朝刊より転載
石綿(アスベスト)の吸引が原因で内臓の膜に出来るがんの一種、中皮腫や肺がんを発症した人とその家族で作る団体が7日、発足し、東京都内で設立総会を開いた。患者や家族の交流や医療相談、労災申請の支援などを柱に活動する。
発足したのは「中皮腫・アスベスト疾患・患者と家族の会」。
アスベストは1970‐90年ごろまでは大量に使われていた。中皮腫は吸引から発症までに30‐40年かかるとされるため、今後、発症者が急増するとみられる。
設立の世話人の1人で3年前、夫を中皮腫で亡くした大阪市の古川和子さんは「どんな病気か知られておらず、孤独だった。一人でも多くの人の心の支えになりたい」と話した。
アスベストは国内では今年10月にほぼ全面的に使用が禁止されるが、既存の建物や屋根などに含まれており、今後も取り壊しの際などに吸引の恐れがある。このため、「今後、患者が増えないよう予防措置をとる必要がある」(同会事務局)として、厚生労働省などに被害者救済とともに予防も訴える。
同会の連絡先は電話03-5627-6007。
(事務局より)
日本経済新聞のほか、共同通信配信で北海道・愛知・岐阜などの地方紙、また、設立総会後の2月19日にNHKラジオ(夜10時半頃)で患者と家族の会が報じられました(NHKラジオのテープご希望の方に貸し出します)。
これらの報道の結果、病気や労災についてのお問い合わせがこれまで20件ほど寄せられています。
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