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平成14年5月末頃よりいつも休まず登り切る坂道が途中休まなければ登れなくなり、何だろうと思う間もなく6月に入ると呼吸が苦しくなり腹部が膨れてきました。
近くの2ヶ所の医院で診てもらいましたが、まったく違う診断をされました。
11月に入り直感的に私は生きられないと感じ大きな病院に行きましたところ即入院となりました。左脇腹に穴をあけ胸水が溜まっているとの事で1ヶ月半で8000cc抜きました。
肺の細胞検査をした結果アスベスト悪性胸膜中皮腫と言う病名でした。アスベスト…何だろう。聞いた事のない病名でした。私はどうなるのだろう。
手術は12月25日12時間かけて行いました。左肺をすべて、胸膜、心膜、横隔膜を取り去る大手術でした。
平成15年1月31日まで3ヶ月の入院でしたが、退院後も痛くて痛くてとても辛い日々で、2年間ほとんど寝たきりの生活でした。
痛い日が続く中でも1ヶ月に1度は病院に通いましたが、平成16年11月に転移ガンがあると執刀した先生に言われました。心臓の裏側と背中のすき間に1cmのものが2個、周りに星くずのようにたくさんあると言う話です。そして平成17年2月〜3月にかけて入院、放射線治療を受けました。それから1年半後自身のやり方により消えないと言われていたアスベストの病変がすべて消えているよと言われました。
アスベスト疾患とは一般の疾患のように手術をしたから、他の治療を受けたからといって、完治する病でなく、不治といわれ何かの形で進行してゆくのです。
私の場合、冬場は特に痛みで失神しそうになる事もあります。このような状態でも生き続けるための、模索を続けながら闘病生活は続きます。
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