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「アスベスト、あるいは石綿という言葉をご存知ですか?」
と今質問すればほとんどの人が「知っている。でももう使用されていないでしょ?」という回答が返ってきます。
日本の人口の大部分の方はそう思っておられることでしょう。
確かに現在、アスベスト(石綿)は一部分を除いて使用禁止になっています。
でも、ちょっと周囲を見回してみてください。
毎日の通勤・通学で通っている駅のホームの屋根…そう、あのスレートには石綿(アスベスト)が混ざっています。
毎日買い物に行くスーパーの駐車場…もしかしたら吹き付けのアスベスト(石綿)が残っているかも。
さらに怖いのは大事なお子様が通っている学校…もしかしたら校舎の天井・体育館等にまだ残っているかも。
これらのアスベスト(石綿)は普通の状態では私達に直接の被害はありません。
しかし、もしも老朽化による倒壊・あるいは意図的に突付いて破壊等の行為があれば、その中に混ざっているアスベスト(石綿)を私達は吸入することになるのです。
さらに問題なのは、それらのアスベスト(石綿)製品を使用して仕事をしている建設労働者の方とその家族…衣服に付着したアスベスト(石綿)は家族も吸入します。
アスベスト(石綿)を吸入すると、病気になる危険性があります。
どの様な病気かというと
1・アスベストじん肺
2・中皮腫
3・肺がん
等が主な病気です。
建材が使用禁止になるのは今年の10月です。しかし、その後も石綿布・石綿糸・配管やポンプのジョイントシートやシール材には使用が続けられます。10月以降も私達日本国民はアスベスト(石綿)を吸入し続けながら生活をし、「建物に既存するアスベスト」は私達の健康を蝕んでゆくことでしょう。
当初、私達の多くは孤独でした。
自分の罹った病気の名前すら「中皮腫???」と理解できない状態でした。家族はもちろん、周囲の身内も仕事の同僚も理解する事は至難の業でした。
孤独の中にもただひたすら医師を信頼して先の見えないような状態での治療をするしかないのです。
不幸にして亡くなった方も多くいます。
そのような患者と家族と遺族が、ある時に出会いました。
そして出来たのが「中皮腫・アスベスト疾患・患者と家族の会」です。
北は札幌から南は九州まで、中皮腫(悪性胸膜中皮腫・悪性腹膜中皮腫・悪性心膜中皮腫等)やアスベスト肺癌等の患者と家族は定期的に東京に集まり情報を交換してきました。私達は交流を行いながら、自分達の立場で、医療関係者や厚生労働省等に、病気のことや被害者の救済を訴えていきたいと思います。実際に、各地域での集まりが少しずつ始まっています。
今日このページをご覧になって、お心当たりのある方は声を掛けてあげてください。
無料の電話相談も、しています。
ひとりで苦しまないで下さい。
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