中皮腫・アスベスト疾患・患者と家族の会

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2010年06月03日

泉南国賠、控訴へ

 泉南国賠勝訴の喜びも束の間、国は控訴した。本来ならば「国は控訴断念」とお知らせしたかったのですが、とても残念です。片岡さんと私は1日、厚生労働省前の行動に参加しました。泉南の皆さんとともに「控訴断念」の知らせを聞けるかもしれないという期待は裏切られました。
 記者会見が終わって厚生労働省から出てきた原告の一人が「このまま泉南に帰れない。」と涙ぐんでいました。地元で控訴断念に向けて行動をしている仲間に合わせる顔が無いという。私は彼女の肩を抱きながら「地裁で勝利したのだから、自信を持って頑張ろう!」と励ました。
 翌日は鳩山総理の辞任騒動。鳩山総理は自身の辞任もあって「仙石大臣に一任」することで泉南裁判控訴の決着をつけたのだろうか。長妻厚生労働大臣には裏切られた想いも一瞬抱いたけれども、「日本中に多くのアスベスト被害者がいるので、全体でどう対処していくかという問題もある(略)アスベスト問題は今後とも取り組むべき大きな課題」と語っていたことには多少ホッとしたのは甘い考えかも?被害者が一丸となって闘う時が来た・・・いつもそう思っているが、今後は今までとは違った意味での闘いが始まるような気がする。(古川)